審査員一覧

 (五十音順)

荒井良二 氏
(あらい りょうじ 1956-)
絵本作家
イラストレーター

山形県生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒業。2005年『ルフランルフラン』で日本絵本賞、2012年に『あさになったのでまどをあけますよ』で第59回産経児童出版文化賞大賞を受賞するなど、日本を代表する絵本作家の一人として国内外で活躍。2005年に“児童文学のノーベル賞”といわれる「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」をアジア人で初めて受賞。
2012年には、NHK 連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストも担当。その他、ライブペインティングやワークショップ、作詞・作曲・ギターを演奏する音楽活動を行う。
2010年・2012年には郷里の山形市で個展『荒井良二の山形じゃあにい』開催、全国巡回した『荒井良二 スキマの国の美術館』、その他個展多数。2014年からは「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」の芸術監督を務めるなど、多才な活動を広げている。

『なぞなぞのたび』ボローニャ国際児童図書展特別賞(1999年)、『うそつきのつき』小学館児童出版文化賞(1997年)、『森の絵本』講談社出版文化賞絵本賞(2000年)、「スキマの国のポルタ」文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞(2006年)、『たいようオルガン』JBBY賞(2007年)、『きょうはそらにまるいつき』日本絵本賞大賞(2017年)など多数受賞。

小澤 基弘 氏
(こざわ もとひろ 1959-)
埼玉大学教育学部 教授・画家

愛知県生まれ。1983年愛知県立大学文学部英文学科卒業、1988年筑波大学芸術専門学群卒業、1990年筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了(芸術学修士)。1992年筑波大学大学院博士課程芸術学研究科単位取得退学 1992年より埼玉大学教育学部講師、助教授をへて現在教授。東京学芸大学連合大学院博士課程教授(兼職) 1998年文化庁芸術家在外研修員(パリ国立高等美術学校)、2005年論文博士(筑波大学) 2008年西オレゴン大学美術学部客員教授。2010~12年東京大学大学院教育学研究科客員教授。2017年より中国江西師範大学美術学院客座教授。

教育におけるドローイングの活用を研究し、絵画の制作過程を通じて自己肯定や他者への理解が生まれる過程を解き明かし、“創造性の育成”の重要性を説く。自らも日々ドローイングを続け、そのデータをもとに研究を行っている。新たな視点による「美術の教科書」作りにも参画。2013年第2回宮本三郎記念デッサン大賞展の記念フォーラムにて基調講演「デッサン&ドローイング-絵画の発生もしくは思考の一形態」を行う。2014年・2016年に「ドローイング千枚プロジェクト」ワークショップを小松市で実施。

著書に『絵画の制作 自己発見の旅』(2001年)、『実現への制作学』(2001年)、『絵画の思索 絵画はいつ完成するか』(2006年)など多数。編著書には『絵画の教科書』(2001年)、『絵画の制作学』(2007年)、『創造のたね ドローイングのはなし』(2011年)などがある。 また、画家としても活動を続け、現代日本美術展、安井賞展、ドマーニ明日展、NICAF2003Tokyo,風の芸術展ビエンナーレまくらざき展など、多数のグループ・コンクール展・個展を開催。

橋本 善八 氏
(はしもと よしや 1960-)
世田谷美術館学芸部長
小松市立宮本三郎美術館 顧問
和光大学非常勤講師

東京都生まれ。和光大学人文学部芸術学科卒業後出版社勤務を経て、1986年より世田谷美術館に学芸員として勤務。世田谷美術館各分館の開設準備室を担当。
「向井潤吉生誕100年記念向井潤吉の絵画と写真展 絵画が語る風景、レンズが見た世界」(2002年)、「小磯良平展 ゆたかな物語が語る日々」(2004年)「内井昭蔵の思想と建築 自然の秩序を建築に」 (2009年)、百貨店に焦点をあてた「暮らしと美術と高島屋 世田美が百貨店のフタを開けてみた」(2013年)、「東宝スタジオ展」(2015年)、「竹中工務店 400年の夢-時を刻む建築の文化史-」(2016年)など、日本の近現代美術を核に、 映画、建築など関連する周縁領域にまで視野を広げた展覧会を多数企画。主要論文に「写実的絵画 小磯良平の場合」、「向井潤吉の絵画と写真」「パラオ-ふたつの人生」など多数、 2018年には『草屋根の絵筆 画家向井潤吉のエッセイ』が編集出版された。受賞歴は、2009年中島敦・土方久功の交流をテーマにした「パラオ-ふたつの人生」展で美術館連絡協議会・優秀カタログ賞。2012年「暮らしと美術と高島屋」で美術館連絡協議会・奨励賞。

町田 久美 氏
(まちだ くみ 1970 年-)
画家/武蔵野美術大学造形学部油絵学科客員教授

群馬県生まれ。1994年多摩美術大学絵画科日本画専攻卒業。
前橋 アートコンペライブʼ99 グランプリ受賞や高崎シティギャラリーでの個展を皮切りに、多数の展覧会に出品。2006年に東京都現代美術館で開催された「MOT アニュアル No Border-「日本画」から「日本画」へ」で、日本画の既成概念を打破する独自のスタイルが広く支持される。2006年アーティスト・イン・レジデンス・プログラム「ARKO」(大原美術館、岡山)で滞在制作。2007年にはソヴリン・アジアン・アート・プライズ 2007(香港)受賞。2008年には文化庁芸術家在外研修員としてデンマークで滞在制作。2014年に高島屋美術賞受賞。作品の特徴でもある形体と余白の空間を分断する一筋の線の連続は、実は面相筆の小さな線のストイックともいえる反芻から生まれており、描線主体で表現された作品の主人公はどこかユーモラスでありながら、時にシニカルに現代社会の内奥をあぶり出す。作品は国内外で根強い人気を誇り、2012年には作品集も刊行された。以上のほか受賞歴多数、個展は東京、アムステルダム、フランクフルト、ノルウェーなど国内外で多数。また、グループ展も東京、ニューヨーク、ウィーン、パリ、デンマーク、台北、香川、福岡などで多数。

《深夜帯》 2004年

《関係》 2006年

《手紙》 2009年

皆川 明 氏
(みながわ あきら 1967年-)
デザイナー/多摩美術大学美術学部生産デザイン学科客員教授

東京都生まれ。文化服装学院服飾専門課程II部 服装科卒業。1995年に自身のファッションブランド「minä<ミナ>(2003年よりminä perhonen<ミナ ペルホネン>)」を設立。
ストーリー性ある図案を刺繍や織、プリントで表現したオリジナルテキスタイルを生み出している。その生地から作り出される服は独自の世界観をもち、幅広い層から広く親しまれている。店舗は、東京、京都、松本、金沢など様々な都市へ、それぞれに個性を持たせた店舗を展開している。2019年2月中旬には、馬喰町に新店舗をオープン。近年は衣服のみならずインテリアなど他の領域へもデザイン活動を広げ、国内外の様々なメーカーへのデザイン提供、また新聞・雑誌の挿絵など、精力的に活動。東京スカイツリーや金沢21世紀美術館などのユニフォームを手掛けたことでも知られる。著書は『ミナを着て旅に出よう』(2003年)、『皆川明の旅のかけら』(2003年)、『ミナペルホネンの時のかさなり』(2014年)の ほかテキスタイル、織、刺繍、プリントなどテーマごとに多数。 個展は、スパイラルガーデン、宇都宮美術館、長崎県美術館などで多数開催。受賞歴は 2006年「第24回 毎日ファッション大賞」 大賞、2016年「第66回芸術選奨新人賞」「2015 毎日デザイン賞」。2019年11月には、東京都現代美術館にて、展覧会が開催される。

お問い合わせ

 宮本三郎記念デッサン大賞展実行委員会事務局 
(小松市立宮本三郎美術館内)
〒923-0904 石川県小松市小馬出町5番地